なぜ不動産屋さんはウソをつくのか?
よく胡散臭いって言いますよね・・・なんか聞こえが悪いですが・・・
私も元々不動産屋で働いていましたので^^;
皆さんはこんな経験ないですか?
空いていない物件を空いていると言われる。
来てもらえればお見せしますよ!
インターネットで部屋探しをしていて、えッ!?こんなに安いの?
空いてないと思うけれど聞いてみたら「募集中ですよ!」と言われた。
数日後、不動産屋さんに訪問したら
「あ”~申込が入ってしまったんですよね。代わりにこの物件どうですか?
○○マンションと類似して、とてもオススメですので一回見てみませんか?今なら交渉も可能です!」
なんてこと。
こんな感じではなくても、とにかくよく似たウソが多いのが現状です。
でも実は業者はそんなにウソのつもりじゃないんです!
それでも
なぜこんなにウソが多いのでしょうか?
まず不動産屋目線でお話しますと、
・不動産屋の営業マンはノルマ(歩合給与)が多い
↓
・物件を見せなきゃ決めてもらえない
↓
・来店してもらうためのアポがほしい
↓
・来店客を増やしてなんぼ
↓
・駆け引きの中で別の物件も紹介する
↓
・営業マンにとって都合の良い物件を決めてもらう
まぁ残酷な言い方をするとこんな感じですが!
(もちろん、そうじゃない人もたくさんいます)
そして、賃貸業界ならではの事情が・・・
賃貸は基本的にどこのエリア、どこの物件でも業者は紹介しようとします。、
お客さんを他社に取られたくない、自分のものにしたいということ、
つまり
お客さんの取り合いに勝たなくてはいけないという心理
の中で結果「ウソ」という「ごまかし」をしているのが現状です。
ただし、これは営業マンがすべて悪いというよりも、不動産会社の体質にも原因はあります。
空室の無い物件をネットに広告掲載して、空いていますと言っても
素人には分からない・・・これを利用しています。
百歩譲って業者の味方をするなら、もしかしたら空室情報が隠れている場合がある。
キャンセルや、退去予定、家主さんの事情で募集していないだけ等・・・
では、こういったことが起きないための予防策は?
まず
・初期段階では1社だけを信用しない。
↓
・同じ物件の空室情報は他社にも聞く。
↓
・客観的に判断してもらえる物件の近場の業者や知人にも聞く。
もしウソっぽい場合に、
そのウソを見抜く方法があります!
気になる物件が1件あって2社に同じ物件の空室確認の問い合わせをしたところ、
A社は「空いていない」、B社は「空いています」と言われたとき。
「今、物件の付近にいるのですが、今からお部屋の中を見せてもらえませんか?」
と電話で言ってみてください。
本当に空いているのであれば、どちらも喜んで見せたがります!
もし空いていないのに客寄せに「空いている」と言ったなら、
B社は折り返しの電話でこう言うかもしれません。
「家主さんに連絡をしてもつながらないので、後日もう一度連絡させてもらいますが・・・」
又は
「現在リフォーム中で見れないんです」
色々ありますが、見せることが不可能なので、色々言い訳します。
この時点で、その業者は信頼できません。
他にもたくさんありますが、
私、個人的には何かと疑ってかかるのは好きではありませんが、
募集中なのか募集終了しているのかは、業界内でしか分からない情報ですので、
募集であった場合の根拠(号室、条件、なぜこの情報だけ空いているか)などを明確にすると良いです。
スマイリースでは、業者のグレーな部分は白にして、
できる限り借主の立場で応援していきますので、
またいつでもご相談ください!