先日インターネットのサイトで家賃3万円、楽器可の賃貸情報の広告がのっていました。
そのサイト名は「いい部屋ネット」でした。
大東建託のCMとかで良く聞きますが、そことの会社の関連ではなくフランチャイズ店舗もございます。
最初に電話で問い合わせをし、女性の事務員さんが電話に出て、「空きがあるか確認して折り返します」と言われ。
5分~10分後、「空きがあり、楽器も大丈夫ですよ」とのことで、
それなら見学したいと思ったので、見学予約をしました。
「空きがあり、楽器もいいですよ」
この言葉通りに信用していました。
ところが後日お店に行くと、その女性の人はお店におらず、男性の営業マンがいました。
「家賃3万円のマンションのお部屋の見学を予約してきたのですが、」というと、
「ああまたこれか」というような顔をされ、「別の部屋なら紹介できます」といいました・・・。
「はっ?」と思いました。
同じ時にきていた別のお客さんもインターネットで見たといって印刷された広告を
営業マンに見せると、「こんな物件あるわけないですよ!」といっていました。
だってあきらかに相場からかけ離れていますしね。
1件目は日当たりがかなり悪い、昼間でも真っ暗な部屋で、2件目は分譲なので
しっかりしたつくりです。といっていました。
条件がとにかく静かな所、治安が悪くないところ、を挙げていました。
さらに2件目の物件は「弊社が管理です」とおっしゃっていました。
それならまだ安心かなぁ。。とその時は思いました。
少し繁華街に近いのでそのことも聞きましたが、ただ「そんなことないですよ!」と言われました。
もう少し考えたかったのですが、1万円置いていきました。
帰ってから気が進まず、「時間が無くて契約に行けない」と電話で伝えると、
「ご自宅まで行きますよ!」と言われ、断れませんでした。
引越してからというもの、夜遅くに出入りする人が多く、深夜早朝に足音が響き、眠れません。
物件の管理も本当はそこの仲介業者ではなく別のところで、
騒音の苦情を言ってもまったく対応してくれず、住人の層もかなり悪いです。
しかも春頃から隣の空き地で新築工事が竣工されだして、
1日中騒音が響き、とてもうるさいです。。
このようなお部屋を紹介されたのも問題ですが、うその言葉で「おとり広告」をされ、
正直許せないと思い、後日宅建業指導グループに相談して調査してもらいましたが、
「誇大広告」や「おとり広告」は証拠として不十分なので、と言われて、そこの仲介業者に
言ってもそのような掲載はしていないはずですが・・・。
女性の営業マンの勘違いかもしれませんね。
ととぼけたことを言われました。
こんな悪質、悪意のある業者を許せないです。
すぐに引越し出来れば良いのですが、本当に悩んでいます。
おとり広告というのは、言い訳がしやすいようになっております。
※注意しなくてはいけないセリフ
◆家主さんが3ヶ月で帰ってくるのですぐ出ていかないといけないですが宜しいですか?
◆こちらは3ヶ月ごとに家賃の1ヶ月分の更新料がかかりますが宜しいですか?
こういうのを業界内では「つぶし」と言います。
その営業マンがトークの中でお客さんが嫌がりそうな事を見つけて、その部分をついてきます。
営業マンは何回も練習しているので、自然に、オトリ広告を「つぶし」にかかります。
実例でもあったように、そういった業者に責任を求めるのが難しいのが、
昨今に賃貸市場の現状です。
ただしSUUMOやホームズではペナルティもあるため比較的信憑性もあります。
他のサイトでは更新のし忘れ、間違って掲載していました・・・など何とでも言えますので。
相手が悪かったのもあります、
お客様自身でも警戒し、来店前には本当に空いているのであれば、
必ず物件資料をメールやLINE、FAXで頂けるはずですので慎重に進めてください。